2022年夏至にタコを食べるその理由は?食べるだけで元気になれる!

夏至に「タコ」を食べる?

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関西以外では「なんじゃそれ?」
って感じですか?( ̄∀ ̄)

聞いてください!

関西に嫁いで来た友達のM子が
放ったこの言葉を!

大阪はたこ焼きがあるし
だから「タコ」ってこじつけたんでしょ~

関西人らしいな~

まさかそんな単純な理由で、
「タコを食べる!」
なんて、思っている人がいたなんて!

なぜ、関西では「夏至にタコを食べる」のか?
大切な風習があったんです!

関西人の名にかけて!
管理人が説明いたします(  ̄ー ̄ )ゞビシッ

まずは、夏至についてお話しますね^^

夏至とは

1年で最も昼が長い日
正午の太陽が一番高い位置になる日

そして、今年の夏至にあたる日は
6月21日(火)です。

夏至と冬至の時間を比較

夏至 昼約15時間 夜間9時間半
冬至 昼約9時間半 夜間14時間

 
これを見ると、全く真逆です!
自然の動きってすごいですよね・・・

「夏至」は梅雨の期間にあることから、
必ずしも晴れではない事が多く実感しにくい日でもあるのです。

夏至祭が盛大にされるヨーロッパと比べ。

日本を含むアジア人は、農耕民族のため田植えの忙しい時期に
あたるので、全国的に根付くような
イベントがうまれにくかったのかもしれません。

タコを食べる理由

稲が八方に根を張るように!豊作を祈願

旬である「タコ」を食べて暑さに負けない体力を付ける

こう言った理由の願掛けから、
タコを食べる風習がきたそうです。

実はこのタコの栄養素がスゴイんです!

タウリン⇒コレステロール低下/血糖値低下
肝臓の強化/疲労回復

ビタミンE⇒発がんを抑制/老化防止/更年期障害の予防・改善

コラーゲン⇒美肌効果

亜鉛⇒動脈硬化の予防・改善

昔の人はちゃんと理にかなった、
願掛けをしていたんですね。

どうですか?

これで関西人は単純な理由で、
「夏至にタコを食べる」事を、
風習にしたんじゃないって、
わかってもらえました?(^O^)

今日は特別に、簡単タコレシピも紹介しちゃいます!

関西人じゃなくとも、
夏至にタコを食べてみてください^^

激ウマ・タコの唐揚げ

1、タコ(100g)を一口大に切る
2、塩コショウ、ニンニク(1かけ)、オリーブオイル(大さじ1)
酢(大さじ1)で30分ほどつける
3、タコの水分を切り、片栗粉をまぶし揚げる

タコを漬け込むことで、柔くなり
おつまみにピッタリ!

タコとアボガドの和え物

1、アボガド(半分)タコ(足二本)、適当な大きなに切る
2、塩胡椒・りんご酢・オリーブオイル(適量)を
ボールに入れ、1の材料を和える

アボガドもタコと同様、栄養素の固まり!
ダブルの材料で簡単・美味しく!

どちらも時短レシピ!

紹介しておいて、私が食べたくなっちゃいました^^;
今晩はタコ料理にしよう(^Д^)

本当は夏至ではなく半夏生?

現代では田植えも機械でし、
昔に比べ重労働も減って来ました。

なので、夏至=タコが定番に
なりつつありますが。

本来は「半夏生・はんげしょう」に、
食べられていたんのです。

半夏生とは?

夏至から数えて11日目

昔は夏至~半夏生の間に田植えを
終わらせていたので、

  • 豊作の祈願
  • 夏バテ防止
  • として、

    半夏生にタコが食べられていたと言われています。

    各地の夏至の風習

    関西以外にも「夏至」の風習は、
    各地域ごとにたくさんあるんです。

    東海の三河地方では、無花果(イチジク)田楽を食べるそうですが
    由来は不明・・・

    dengakuimg

    ですが、無花果(イチジク)はこの時期の旬物ですし、
    不老長寿の意味もあるので、
    いずれにせよポジティブな風習な印象ですね☆

    福井県大野市地方では、焼きサバ
    食べて、夏に向け栄養を十分つける
    という文化も残っています。

    焼き鯖

    因みに、関東では焼き餅をお供えしたり

    讃岐地方では、田植えの終わる頃から
    うどんを食べていたという歴史から、
    夏至の前後を「うどんの日」として、
    香川県生麺事業協会が中心となり活動しています。

    なんだか、食に関する風習が多いですね~(´∀`)

    (美味しいものが食べられればなんでもいいんですが)笑

    やっぱりもともとは重労働である
    「田植え」の時期ですから、五穀豊穣や健康を
    願うような意味合いが強いのが特徴かもしれません!

    日本の夏至祭

    なんだか、修行みたいな夏至祭もあります^^

    あの伊勢神宮にほど近い、三重県鳥羽市

    こちらにある二見輿玉神社では、その沖合にある
    夫婦岩から、夏至の時期だけ夫婦岩の間から朝日が昇ります

    でも正直なところ綺麗な朝日が見れるのは、
    10年に1度あるかないかくらいだそうですよ。

    梅雨の時期の夏至祭なので、
    天候が悪い日の方が多いんですね;;

    でも!

    ある年の夏至祭では、
    綺麗な朝日にかかる富士山まで
    見れたのです\(^o^)/

    行かれた方は超ラッキー♪♪

    行かれなかった方は、こちらの動画を
    見てくださいね^^

    この夫婦岩の間から昇る太陽は、「日の大神」
    と言われ、信仰深く崇められてきたんです。

    1年で最も太陽のパワーが高まる
    夏至の日の出を浴びながら、
    禊の行事を行う「夏至祭」

    一般の方も申込みをすれば、参加することができます!

    4月1日より受付開始(電話のみ)
    二見興玉神社社務所 0596-43-2020

    初穂料
    全修法参加21日22日 5000円   
    禊修法参加22日 3000円

    スケジュール
    鎮魂修法(本殿)6/21 午後3時15分~午後7時(定員85名)
    夏至祭(本殿)6/22 午前3時30分
    禊修法(夫婦岩付近)6/22 午前4時30分(約1時間) 

    服装
    鎮魂修法:白衣白袴、若しくは白ズボン・白シャツ 
    禊修法:鉢巻・褌(男性)  女性鉢巻・禊着(女性)  
    * 褌500円 禊着5500円 禊教本500円 鉢巻800円
    にて、販売もしてます。

    ※日時など変更がある場合がありますので
    施設に要確認。

    最後に

    私たちのご先祖様方は、大変な労働の合間に
    「夏至」を向かえていたので、
    イベントどころではなかったみたです。

    関西人が「夏至にタコを食べる」には、
    日頃の田植え農家の方に感謝をし、
    豊穣を祈りつつ体力のつくものを食べて、
    来る夏に向けて頑張ろう!

    って、日なのかもしれません!

    コメント

    1. ふぉーる より:

      勉強になりました!
      来年からタコ食べて見ようかな~♪

      • お雪 より:

        @ふぉーる様

        コメントありがとうございます!

        大阪人は夏至以外にも、
        常にタコを食べてます^^;

        タコ焼き・・・

        なのであんなにパワーあるのかな?

        ふぉーるさんも是非!

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